健康に気をつけたい方なら、知っておきたい健康用語のあれこれを、あいうえお順にピックアップいたしました。
健康に関する情報は日進月歩。その中でも大切で知っておきたいポイントとなる用語をラインナップして『あいうえお』順に掲載しております。
どうぞ日々の健康ライフにお役立てください。

あ行

亜鉛【あえん】
細胞や組織の新陳代謝に関わる酵素の、成分となるミネラル。不足すると、毛髪が抜けやすくなる、皮膚や胃腸の障害、風邪を引きやすくなるなどの症状のほか、「味が分からない」「甘いものを苦く感じる」といったような味覚障害に陥ることもある。
一日当たりの摂取量の目安は、成人男性で11~12mg、成人女性で9~10mg。牡蠣・緑茶・抹茶・牛肉・豚肉・うなぎ・ナッツなどに多く含まれる。
青汁【あおじる】
緑黄色野菜をすりつぶした搾り汁のこと。ケール(キャベツやブロッコリーの原種)や大麦若葉、モロヘイヤ、桑の葉などを原料として使うことが多い。一般の野菜ジュースよりもビタミン・ミネラル類が豊富。特にβ-カロテンを多く含むため、ビタミンAの効力が存分に発揮され、活性酸素の抑制、視力の回復や向上、呼吸器や消化器などの粘膜の強化などの効果が期待できる。
抵抗力アップや風邪予防などに効くビタミンCも豊富。そのほか、整腸作用に優れた食物繊維、増血や血栓予防効果があるといわれる葉緑素なども豊富。
アガリクス【あがりくす】
ヒメマツタケ、カワリハラタケとも呼ばれるキノコ。がん細胞の縮小や消失など、がんの抑制効果に関しては多数の研究結果が報告されている。他のキノコに比べてたんぱく質が多く、約40%を占める。
このほかビタミンB2・D、マグネシウム、カリウム、リノール酸、リン脂質などの有効成分を含有。 最も注目されているβ-Dグルカンは、食物繊維の一種で、体の免疫力を高めるとともに、がん細胞の増大・増加、自律神経失調症、月経不順、更年期障害、泌尿器系の疾患、アレルギーなどへの有効性が報告されている。
アスタキサンチン【あすたきさんちん】
サケやイクラ、エビ、カニに見られる赤色色素のことで、カロテノイドのひとつ。β-カロチンの数十倍、ビタミンEの数百倍の抗酸化力を誇るという研究報告もある。
血液中のLDLコレステロールの酸化を抑える作用が強く、血管壁を守る役割がある。また、活性酸素の中でもっとも活性が強い一重項酸素(紫外線を大量に浴びると皮膚細胞で発生する)に対して効果を発揮するので、肌荒れやシワの予防、シミを抑制する効力もある。
アミノ酸【あみのさん】
人体の約20%を占めるたんぱく質の構成物質。全20種類のうち「必須アミノ酸」と呼ばれる9種類(スレオニン・フェニルアラニン・ヒスチジン・バリン・トリプトファン・ロイシン・リジン・イソロイシン・メチオニン)は、体内での合成が不可能で、食品を通して摂取する必要がある。食生活などの理由でこれらのアミノ酸が不足すると、体の疲れや体力の衰え、脂肪蓄積などを招く。
20種類のアミノ酸はそれぞれ異なる役割を持っているため、サプリメントで補給する場合は、目的や症状に合わせて選ぶのがポイントとなる。
アラキドン酸【あらきどんさん】
体内で作ることはできないが、体にとって必要な必須脂肪酸という栄養成分のうちのひとつ。免疫や血圧を調整するとともに、胎児や乳児の発育においても重要な役割を果たしている。 また、コレステロールの値を下げたりアレルギーを改善する効果のほか、脳のはたらきの低下を改善するという効果も。
肝油、レバー、卵などの食品に多く含まれているものの、その量は少量。サプリメントとして摂取することも可能である。
アルギニン【あるぎにん】
体内でアンモニアから尿素が作られるサイクルの途中で合成される、アミノ酸の一種。免疫機能の働きを高める、成長ホルモンの分泌や脂肪の代謝を促すなどの重要な役割を果たす。 子どもは十分な量を体内で合成できないので、食事によって補う必要がある必須アミノ酸のひとつに数えられる。
食物では肉類、ナッツ類、大豆、玄米、レーズン、エビ、牛乳などに多く含まれる。
アロエ【あろえ】
古代エジプト文明の医学書にも登場するユリ科の植物。園芸品種を含め500種以上があり、日本では「キダチアロエ」と「アロエベラ」が栽培の中心。背が高く、細い葉に鋭いトゲがあるキダチアロエは、健胃作用や緩下作用がある「アロイン」を多く含む。
一方大きく厚い葉が特徴のアロエベラは、粘度の高いゼリー質と粘液に、火傷や傷に有効な「アロエチン」、抗潰瘍作用のある「アロエウルシン」、免疫力を高める「アロミチン」、血糖値を下げるといわれる「アロエボラン」などの有効成分を含んでいる。
アントシアニン【あんとしあにん】
ブルーベリーの実やサツマイモの皮などに含まれる青紫色の色素成分で、ポリフェノールの一種。暗いところで物を見るときにはたらくロドプシンという色素体の再合成を促し、暗順応(暗闇に目が慣れる機能)を高めるなどの働きがある。
強い抗酸化作用により動脈硬化や血栓症を予防し、脳血管障害や虚血性心疾患の発症を防ぐなどの効果があるといわれている。熱変化に強く、加熱・冷凍にも成分はほとんど変化しない。
イソフラボン【いそふらぼん】
大豆胚芽に多く含まれるポリフェノールの一種で、きなこ、納豆、豆腐、味噌などの大豆食材に豊富。体内で女性ホルモンと似たような働きをするため「植物由来のエストロゲン」ともいわれる。
更年期のイライラやのぼせなどの不定愁訴や骨粗しょう症の緩和、乳がんや前立腺がんの抑制する、血中コレステロール値や血圧を低く抑える、などの作用があるといわれている。
イチョウ葉エキス【いちょうはえきす】
イチョウの葉を乾燥させ成分を抽出したもの。毛細血管を保護する「フラボノイド」、血栓をできにくくする「ギンコライド」、血圧降下作用がある「クエルシトリン」、活性酸素の発生を防ぎ毛細血管を強化する「ルチン」、肝機能を高める「シリマリン」といった有効成分が相乗的に働き、がん・脳梗塞・心筋梗塞・糖尿病・記憶力や集中力の衰え・不眠・痴ほうなどに効果を発揮すると考えられている。
ドイツやフランスでは血流循環改善薬として認可されており、脳血管障害やアルツハイマー病などの治療に利用されている。
イノシトール【いのしとーる】
体内に微量に存在する、ビタミンB群の仲間の成分のこと。オレンジをはじめ、グレープフルーツやすいかなどに含まれている。脂肪を燃やして、肝臓に脂肪がたまるのを防ぐはたらきがあり、抗脂肪肝ビタミンとよばれることもある。
また、血液中のコレステロールの流れをよくして動脈硬化を防いだり、髪を健康に保って脱毛を防いでくれる効果もあるといわれている。
ウコン(ターメリック)【うこん(たーめりっく)】
アジア原産のショウガ科の多年草。胃を丈夫にする生薬として古くから愛用されてきた。 肝臓の機能を助けてアルコールの分解を促進したり、胆汁の分泌を促して身体機能を改善する働きが注目を集めている。
これらは、主成分である黄色色素「クルクミン」によるものと考えられており、有害物質に対する解毒作用も認められている。
最近では、皮膚がん・大腸がん・肺がん・前立腺がんへの抑制効果も判明している。ウコンの精油成分には殺菌力があるため、病原性大腸菌やピロリ菌にも効力を発揮する。
栄養機能食品【えいようきのうしょくひん】
国が定めた「保健機能食品制度」の枠の中で、「特定保健用食品」と同じように法的に認知されている食品。一日の栄養素摂取量が国が決めた基準値以内にあれば、個別の審査は必要なく、定められている内容を企業の自己責任において表示することができる。
ビタミン12種類と、ミネラル5種類(亜鉛、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム)の計17種類にのみ認められている。
エキナセア【えきなせあ】
アメリカ及びカナダ中南部原産のキク科の植物で、アメリカ原住民が昔から愛用してきた薬草。短期間で免疫システムに働きかけ、抗炎症作用にも優れており、初期の風邪の症状緩和に効果的。 欧米では免疫力を高めるハーブとして人気があり、特にドイツでは、医薬品として風邪・扁桃炎・多発性関節炎・アレルギーなどの治療に使用されている。ただし、胃炎や下痢といった軽い副作用がある場合も。
自己免疫疾患・肺結核・HIV感染などの患者、妊娠・授乳中の人、キク科の花にアレルギーがある人は、服用を避けた方がよい。
エゾウコギ【えぞうこぎ】
寒冷地に自生するウコギ科の植物で、日本では北海道の東部にのみ自生。「β-エンドルフィン」という物質の分泌を促進する作用があることがわかっている。 β-エンドルフィンは脳内モルヒネと呼ばれるもので、苦痛や疲労、ストレスを感じにくくする成分。
さらに、免疫力アップにもはたらき、体の防御機能を高めて病気にかかりにくくする効果も期待されている。
スタミナ不足の人、体力減退が気になる中高年の人、スポーツをする人、ストレスを感じやすい人などに人気が高い。
オリゴ糖【おりごとう】
グルコースが数個(2~20個程度)結合した少糖類のこと。甘みはスクロース(ショ糖)の約1/2程度。小腸で消化されにくいため、その他の糖類に比べるとエネルギーが少ない。
消化されずに大腸まで到達し、善玉菌であるビフィズス菌の栄養源となって腸内環境を改善する。 お腹の調子を整える食品成分として特定保健用食品にも利用されている。一度に大量摂取すると下痢を誘発することがある。

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か行

 

カゼインホスホペプチド【かぜいんほすほぺぷちど】
牛乳のタンパク質の8割を占めるというカゼインが、すい臓から分泌された消化酵素によって、分解、消化されているときにつくられる栄養素のこと。牛乳の他、チーズにも含まれている。
カルシウムや鉄などのミネラルを溶けやすくして、腸管からの吸収を助け、動脈硬化、脳卒中、ガンなどを予防するはたらきがある。特定の保健の目的が期待できる成分として、特定保健用食品への表示が許可されている。
カテキン【かてきん】
緑茶の渋みの成分。ポリフェノールの一種で、タンニンとも呼ばれる。脂質の強い酸化抑制作用があり、がんの予防や転移を防ぐ効果が注目されている。
さらに、胆汁酸の排泄を増やすことで血中脂質を正常化するほか、高い殺菌効果による食中毒の予防、口臭や虫歯の予防、血圧上昇の抑制、消化酵素のはたらきを抑えて血糖値の上昇を防ぐなど、さまざまなはたらきをもつ健康成分としても知られる。
緑茶の日常的な飲用で摂取できるが、1杯の緑茶に含まれるカテキンは平均で100mg程度なため、サプリメントが便利。
カプシエイト【かぷしえいと】
辛くないトウガラシに含まれている辛味成分のこと。通常のトウガラシに含まれており、脂肪を燃やしたり血液の循環を促すといったカプサイシンという辛味成分と同様の作用がある。しかし、辛さが1/1000程度と非常に少なく、腸への刺激も少ないといわれている。
辛い食べ物が苦手な人でも、辛味成分の効果を摂取することが可能ということで、注目されている。
カムカム【かむかむ】
南米ペルー産のフルーツで、実は赤く小さく、以前からアマゾン流域で食べられてきた。カルシウム、リン、鉄分といったミネラルを含み、ビタミンCはアセロラの約2倍、オレンジの約30倍の含有率を誇る。
皮膚の細胞と細胞をつなぐコラーゲンの生成にはビタミンCが重要な役割を果たすため、シミやそばかす、肌のつややはりの維持に効果が期待できる。
またクエン酸も多く含むため、疲労回復効果もあるとされる。
カルシウム【かるしうむ】
乳製品・小魚・小松菜・ゴマ・ひじき・昆布などに多く含まれているミネラルの一種。骨や歯の原料となるほか、筋肉の伸縮をコントロールしたり、刺激に対する神経の感受性を鎮めたり、過剰なアレルギー反応を抑えるなどのはたらきもある。不足すると、神経過敏やイライラ、歯や骨がもろくなるほか、骨折や骨の変形、高血圧症や動脈硬化などの促進、心臓の筋肉の収縮異常による心筋梗塞などが起きやすくなる。
さらに将来的には骨粗鬆症にかかりやすくなる。成人1日当たりの摂取量の目安は、600~800mg。
カルニチン【かるにちん】
肝臓などで、リジンとメチオニンから合成されるアミノ酸の一種。脂質を筋肉に運び、代謝を調節するはたらきがある。中性脂肪や脂肪酸の燃焼を促すため、体脂肪がたまりにくくなると考えられ、余分なコレステロールの増加を防ぐはたらきもある。
肉や魚、牛乳などに含まれるリジンやメチオニンの摂取量によっては、不足することも。
また、加齢とともに体内での生産量が減るため、中年以降に太りやすくなる原因の一つが、カルチニン不足ではないかともいわれている。
カロリー【かろりー】
「熱エネルギー」の単位。生きるために必要なエネルギーは、食物が含む熱量素を体内で燃焼することにより発生するエネルギーでまかなわれるが、燃焼しきれない過度のエネルギー摂取は人体に様々な弊害をもたらす。
カンゾウ【かんぞう】
甘草とも表記されるマメ科の植物で、根が生薬として使用されている。カンゾウ製剤は、消化不良を改善させる作用があるといわれている。グリチルリチンという砂糖より50倍以上甘い成分が含まれていて、そのエキスは甘味料としても使用されている。
キトサン【きとさん】
カニやエビの殻に含まれる動物性の食物繊維キチン。水にも酸にも溶けないが、化学処理して酢や胃酸に溶けるようにしたものがキトサン。
食物繊維の中で、唯一プラスに荷電しているため、マイナスの電気を帯びた細菌やウイルス、バクテリアと結合し、異分子のたんぱく質に変形させ、体外に排泄する。また胆汁酸と結合し、コレステロールの蓄積を防ぐ作用も。
このほか、免疫力アップ、ビフィズス菌の増加、抗菌、便秘の解消に効果的。なお、甲殻類アレルギーの人は注意が必要。
ギムネマ【ぎむねま】
インド南部や熱帯アフリカなどに自生するカガイモ科のツル性植物で、正式名は「ギムネマ・シルベスタ」。主成分であるギムネマ酸は、腸管で糖質の吸収をカットするはたらきをもつ。
インドでは2000年以上も昔から糖尿病の治療薬として使われ、現代でも糖尿病患者を対象にした臨床実験で、血糖値の正常化傾向が確認されている。血糖値の上昇を抑えるほか、肥満の原因となる余分な脂肪の蓄積を防いだり、歯垢の生成を防ぐ作用も期待されている。
共役リノール酸【きょうえきりのーるさん】
体脂肪に効果的にはたらく不飽和脂肪酸の一種として、近年注目を浴びている。体内で蓄えられた脂肪は、ホルモン感受性リパーゼによって分解され、エネルギーとなって蓄えられるが、共役リノール酸には、このホルモン感受性リパーゼを活発にする作用がある。
また血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きもあり、生活習慣病の元凶といわれる肥満の防止効果には重要。
クエン酸【くえんさん】
柑橘類などの酸っぱさの素になる成分で、体内に吸収されるとブドウ糖に変わる。ブドウ糖が細胞内で燃やされてエネルギーとなるときに生じる燃えカス(焦性ブドウ糖)は、筋肉に蓄積されると一部が疲労物質である乳酸に変化するが、クエン酸は焦性ブドウ糖を分解して乳酸の生成を抑えるはたらきをもっている。
これによる、疲労に対する予防・回復効果のほか、体液を弱アルカリ性に保ち各種の病気を予防する効果、カルシウムや鉄などのミネラルを水に溶けやすくし、吸収率をアップする「キレート作用」などもある。
クランベリー【くらんべりー】
アメリカを中心とする各地で自生する植物。古くから尿道炎や膀胱炎をはじめとする泌尿器系疾患に効果があることで知られ、アメリカ先住民の生薬としても用いられてきた。特有の赤い色素アントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用が強くコレステロール値の上昇をふせぐ効用もあるため、心臓病の多いアメリカでは民間療法として用いられることが多い。
さらに、ビタミンC含有量はアセロラよりも多く、壊血病や風邪の予防にも有効とされている。
グルコサミン【ぐるこさみん】
カニやエビなどの甲殻類の外皮を形成するキチン質やヤマノイモなどのネバネバ成分であるムコ多糖に多く含まれており、天然のアミノ酸の一種である。
加齢や肥満による関節の酷使に加え、代謝の低下や運動不足によって軟骨の再生不良が起こると、腰痛や膝の痛み、進行すれば関節炎などを招く恐れがある。これらの症状はグルコサミンを摂取することで改善されるとされている。 うなぎやカキ、フカヒレなどに豊富に含まれているが、体外に排泄されやすい。
クロレラ【くろれら】
淡水に生息するプランクトンの一種で、エメラルド色をした緑藻類。60%が良質のたんぱく質で構成されており、たんぱく質の供給源、滋養強壮剤として用いられていたが、近年では抵抗力を高めるアルカリ性食品として注目されている。 炭水化物、葉緑素、ミネラル類、ビタミン類、葉酸、核酸なども豊富。
クロレラは生命活動に必要な物質の合成を細胞内で活発に行い、その過程でできる「クロレラエキス」という成分が免疫力を正常に作用させたり、貧血を改善させる。免疫力向上、臓器の活性化などの効果が解明されている。
桑の葉【くわのは】
クワ科クワ属の植物を総称した『桑』の葉のこと。品種により違いがあるが、良質のタンパク質、鉄やカルシウムなどのミネラル類が比較的豊富に含まれている。古くから様々な薬効が知られていたが、現在でも血糖値や血圧を正常に保ったり、コレステロール値、中性脂肪値を改善したりするなど、生活習慣病を予防する成分として注目されている。
食前か食事中にお茶として摂取すると、血糖値の上昇を抑えるのに効果的だといわれている。
ケルセチン【けるせちん】
カテキン、アントシアニン、イソフラボンなどと同様に、抗酸化作用の強いポリフェノールの1種で、水溶性の抗酸化物質。ケルセチンは、じゃがいもや玉ねぎ、紅茶、赤ワイン、ココア、りんご、ブロッコリーなどに含まれており、これらの食品を積極的に食べることで動脈硬化の予防が期待される。
高麗人参【こうらいにんじん】
中国では紀元前1~2世紀頃から用いられ、漢方の王様としてしられる薬草。日本でも江戸中期から珍重されてきた。
冷え性、腰痛をはじめ、心臓や胃、肝臓の疾患予防、免疫機能回復、老化防止など万病に効くといわれるが、これは有効成分「サポニン」が細胞や内臓のはたらきを活発化させるため。滋養・強壮にも効果を発揮するほか、ストレス改善にも役立つ。
コエンザイムQ10【こえんざいむきゅーてん】
体内で合成され、体のあらゆる部分に存在する補酵素で、エネルギー産生に関わっている。20歳頃をピークに、以降は減少し、40歳頃からは不足状態になりやすい。アメリカでは“元気になるサプリメント”として高い人気を得、日本でも2001年の食品規制緩和以降、健康食品として販売されるようになった。
老化予防、抗酸化作用、心臓などの循環器系の病気予防、運動能力向上といった効果が注目されている。「補酵素Q10」「ユビデカレノン」「ビタミンQ」とも呼ばれる。
ゴマペプチド【ごまぺぷちど】
古代より「不老長寿の秘薬」として珍重されてきたゴマ。主成分である脂質をはじめ、たんぱく質、ビタミンB1、B2、ナイアシン、カルシウム、鉄分など豊富な栄養素を含む。たんぱく質は1000個以上のアミノ酸が組み合わさってできているが、これを酵素分解することでアミノ酸へとバラバラに分解される。その過程で生まれる物質が「ペプチド」。
血圧低下やコレステロール抑制作用があるといわれる。なかでもゴマペプチドは、他のペプチドより血圧上昇抑制効果がある点で注目されている。
コラーゲン【こらーげん】
動物の体内に最も多く含まれるタンパク質で、人体の全タンパク質の約30%を占める。皮膚や骨などに多く含まれ、細胞同士をつなぎとめる役割を果たしている。体内ではたえずコラーゲンの分解と合成が繰り返されるが、加齢により合成が追いつかなくなるとバランスが崩れ減少してくる。肌の張りやシワを改善する効果がある点が注目されがちだが、カルシウムを骨につなぎ止めるコラーゲンは、骨粗鬆症の予防にも効果的。
なお、ビタミンCや鉄分を一緒に摂取すると吸収が促進されて、より高い効果が得られると考えられる。

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さ行

サプリメントドック【さぷりめんとどっく】
日頃摂取している食品やサプリメントが、自分の体に合っているかどうかを検査できる、医療施設のこと。
問診、身体測定、血液および尿の検査を行う。この検査では、通常の健康診断では調べない項目を調べる。
例えば、ビタミン量、病気の元となる活性酸素、老化の指標とされるホルモンのレベルなどである。 アンチエイジングのためだけでなく、生活習慣病をはじめ、病気になりにくい身体づくりをする予防医療として、注目されている。
ジアシルグリセロール【じあしるぐりせろーる】
「体に脂肪がつきにくい」油として特定保健用食品にも利用されている脂肪。油に含まれる脂肪の多くはグリセロールに3つの脂肪酸がついたトリアシルグリセロールであるが、脂肪酸が2つのジアシルグリセロールは代謝の過程が異なる。
小腸に取り込まれたのち、中性脂肪に再合成されにくいのが特徴。また、トリアシルグリセロールと比べ、食後の血中中性脂肪が上がりにくい。
シトルリン【しとるりん】
スイカから発見されたアミノ酸の一種で、スイカの学名であるCitrullus vulgarisから名付けられた。
メロンや冬瓜などウリ科の植物に多く含まれる成分で、有毒のアンモニアから無毒な尿素を体内で作り出す過程で必要となる。血管を拡張する作用があると考えられている。
ショウガオール【しょうがおーる】
ショウガの辛味のもととなる成分。抗酸化作用といって、病気や老化の原因となる活性酸素から体を守ってくれるはたらきがある。
また血行をうながすことによって体を温め冷え性を改善してくれたり、抗菌作用ももっている。そのため昔からかぜのひき始めにしょうが湯として飲まれることや漢方として用いられることも多かった。魚介料理や肉料理にショウガを取り入れれば、これらの臭みを消すこともできる。
脂溶性ビタミン【しようせいびたみん】
油になじむ性質のあるビタミンの総称。油脂と一緒に摂取することで体内での吸収が高まる。水溶性ビタミンと異なり摂取後しばらくは体内で貯蔵されるため、多量に摂取すると過剰症を引き起こす。過剰症として頭痛、吐き気、肌荒れ、肝臓肥大などがある。
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなどが脂溶性ビタミンで、ビタミンEに限っては多量に摂取しても過剰症が現れたとの報告はない。
植物ステロール【しょくぶつすてろーる】
豆、ごま、ピーナッツ、植物油などに多く含まれるステロール。コレステロールとよく似た構造をもつ。
コレステロールは小腸で胆汁酸ミセルに溶けて吸収されるが、植物ステロールは溶けてもほとんど吸収されず、体外へ排出されてしまう。
コレステロールと植物ステロールが同時に存在していると、コレステロールの吸収がその分阻害される。そのため、血中のコレステロール濃度を低下させる作用があるとされている。
食物繊維【しょくもつせんい】
近年生活習慣病の予防効果も見いだされ、“第6の栄養素”とも呼ばれている物質。「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」に大別され、「水溶性食物繊維」には、血中コレステロールの抑制、動脈硬化性疾患の予防、高血圧症の血圧降下、糖尿病の予防・改善、肥満解消などの効能が挙げられる。また「不溶性食物繊維」の効能としては、便秘解消、大腸がんの予防、毒性の制御作用などが挙げられる。
摂取量の目安は、成人で1日当たり20~25g。寒天、ひじき、のり、枝豆、ゴボウ、葉菜類、干し柿、ゴマなどに多く含まれる。
水溶性ビタミン【すいようせいびたみん】
水に溶けやすいビタミンの総称。必要以上に摂取しても、余分な量は尿と一緒に排出されるので過剰症の心配はない。ただし必要量の何十倍などと大量に摂取すると、ビタミンB2で知覚障害、ビタミンCで下痢などの症状がまれに生じることもある。
ビタミンC、ビタミンB1、B2、B6、B12、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウムなどが水溶性ビタミンである。
セラミド【せらみど】
皮膚の表面にある角質層を形成する、細胞と細胞との間にある脂質の約半数を占める成分。水分の蒸発を防いで皮膚の潤いを保ち、柔軟性を維持する役割を果たしている。
また、細胞同士をつなげて、規則正しく並べるはたらきがあるとされている。
セレン【せれん】
体内の抗酸化作用を助け、若さを保つミネラル。不足すると高コレステロール血症、疲労感、肝臓の病気や心臓病などを引き起こしやすくなるといわれている。セレンは、活性酸素から身を守り過酸化物質を分解するときに働く酵素グルタオン・ペルオキシダーゼの成分となるため、セレンを摂ることで活性酸素によって引き起こされる症状を緩和する。
食品ではアジ、イワシなどの魚介類、動物の内臓、肉類に多く含まれる。
セントジョーンズワート【せんとじょーんずわーと】
開花時期が聖ヨハネの誕生日ごろで、花びらをこすると紅い液体が出てくることからヨーロッパでは、中世から洗礼者ヨハネの血から芽生えた草と言い伝えられている。古くから切り傷の手当てや軽いうつ病の治療薬として使用され、現在ドイツにおいて天然の抗うつ用医薬品として認められている。
鎮痛薬、抗うつ薬、強心薬、経口避妊薬などを服用している場合、医薬品の効き目が弱まったり副作用が強く出る場合がある。

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た行

中鎖脂肪酸【ちゅうさしぼうさん】
通常の油の多くは脂肪酸の炭素数が18個程度で長鎖脂肪酸と呼ばれるのに対し、炭素数が8~10個のものを中鎖脂肪酸という。長鎖脂肪酸の吸収はリンパ管、静脈を経由し肝臓や筋肉に運ばれるが、中鎖脂肪酸の場合、リンパ管を通らずに門脈を経て肝臓へ運ばれる。
このように中鎖脂肪酸は代謝が早いため「体脂肪がつきにくい油」として特定保健用食品にも利用されている。母乳やパーム油にも含まれる天然成分である。
テオブロミン【ておぶろみん】
カカオ豆独特の、ほろにがい香り成分。カカオ豆の学名「テオブロマ・カカオ」が由来の名前で、他の食べ物にはあまり含まれていない。
カフェインの仲間だが、カフェインに比べて興奮作用がずっとマイルドで、大脳皮質を刺激し、集中力、記憶力、思考力を高めるほか、自律神経を調節してリラックスさせる効果も。
【てつ】
血液の大切な成分となるミネラル。赤血球中のヘモグロビンを作り、体内に酸素を運ぶ。不足すると、酸素欠乏症、疲れ、目まい、頭痛、集中力・思考力の低下などが見られるようになる。 毎日の摂取が必要で、一日当たりの目安は、男性10mg、女性12mg。体内での吸収率をみると、植物性食品に多い「非ヘム鉄」が5%であるのに対し、肉や魚などの動物性食品に多い「ヘム鉄」は20~30%と高い。
さらにビタミンCとの同時摂取で吸収率が上がる。牛肉・レバー・ひじき・小魚・貝、緑黄色野菜・海藻・豆腐などに多く含まれる。
デビルズクロー【でびるずくろー】
アフリカのおもにカラハリ砂漠に生えるゴマ科の多年草で、美しい紫や赤の花を咲かせる。実には堅い2本のトゲがあり、これが悪魔の爪を連想させることが名前の由来である。根がハーブとして利用され、ヨーロッパでは古くから民間療法として消化不良やリウマチ疾患の治療に処方されてきた。
日本でもじょじょに知られるようになり、おもにひざ痛、関節痛に効果が期待できると紹介されている。
特定JASマーク【とくていじゃすまーく】
特別な生産方法や製造方法の食品や、同じような製品と比べて特色のある食品に付けられているマーク。
農林水産大臣が定めた、特定JAS規格やJAS規格によって、この基準が決められている。たとえば、一定の期間以上熟成させた「熟成ハム」や、一定の期間以上地面で飼っていた「地鶏肉」などの食品に付けることができる。
特定JASマークは、食品の品質を知るための目安のひとつになるので、食品購入時にチェックすると良い。
特定保健用食品【とくていほけんようしょくひん】
厚生労働省が、ある一定の健康表示を許可した食品のこと。「血糖値が気になる人に」「食後の中性脂肪をおさえる」といったような、通常の健康食品やサプリには認められていない表現が可能。 生活習慣病の一次予防を目的につくられたもので、製品ごとに、日本人を被験者にしたヒト臨床試験をふくむまるで医薬品開発のような厳しい審査が行われ、その有効性が科学的に証明された場合にのみ、表示が認められている。
特別用途食品【とくべつようとしょくひん】
乳幼児、妊産婦、高齢者、病者のための特別な食品で、厚生労働大臣がその用途に適するという表示を許可したもの。低カロリー食品、低ナトリウム食品といった「病者用食品」や、そしゃく困難者用食品のような「高齢者用食品」、「妊産婦・授乳婦用粉乳」「乳児用調整粉乳」、特定の保健の目的が期待できる「特定保健用食品」がある。
それぞれ許可基準が定められたものと、学識経験者の意見によって個別に評価されるものがある。
トランス脂肪酸【とらんすしぼうさん】
脂肪酸の一種で、液体の植物油をマーガリンやショートニングなどの固体に加工する過程で生成される。
長期間の過剰摂取により血中のLDL(悪玉コレステロール)を増やし、HDL(善玉コレステロール)を減少させ、心筋梗塞をはじめとした心臓疾患のリスクを高めるといわれている。
そのためトランス脂肪酸の摂取量の多い欧米諸国では食品中の含有量の表示を義務づけるなど、規制の方向にある。

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な行

な行用語インデックス

 
ナイアシン【ないあしん】
ニコチン酸やニコチン酸アミドなどの総称で、生体中にもっとも多く存在するビタミン。カツオやサバ、マグロなどの魚肉のほか、鶏肉、レバー、緑黄色野菜、豆類などに比較的多く含まれる。体内で必要なエネルギーのうち60~70%はナイアシンから作られるエネルギーに頼っているといわれる。
このためナイアシンを摂ることで血行が改善され、脳神経のはたらきを強めたり、心筋梗塞の再発を防ぐなどの効果がある。
ナットウキナーゼ【なっとうきなーぜ】
納豆菌が発酵したことによりつくられ、納豆のネバネバのもとになる成分のこと。そのため納豆には含まれているが、大豆自体には含まれていない。血栓という、血管の中にある血液のかたまりを溶かしてくれるはたらきがある。
そのはたらきが、血栓が血管に詰まってひき起こす脳梗塞や心筋梗塞などの病気を予防することにつながる。ナットウキナーゼは熱に弱いため、加熱調理することは不向きである。
ナトリウム【なとりうむ】
人にとってなくてはならない重要なミネラルのひとつ。細胞の外側を取り囲んでいる体液に多く含まれていて、細胞の内と外の水分量のバランスをとっている。さらに神経のはたらきや心臓をはじめとした筋肉の収縮が正常に行われるようなはたらきもする。
ナトリウムは塩分として摂取されるが、その量が過剰になると、水分量のバランスが崩れて高血圧になったり、筋肉が痙攣(けいれん)することがある。
にがり【にがり】
海水を濃縮して塩を取った後に残ったもの。マグネシウムを主としてミネラル分を豊富に含む食品として注目されている。効用としては、マグネシウムが腸のぜん動運動を促進し、便を排泄しやすくするので便秘の解消に役立つ。
さらに食事と一緒に摂ると脂肪や糖の吸収が抑えられ、急激な血糖値の上昇を抑えるのでダイエットにも効果があるとされている。
乳酸菌【にゅうさんきん】
糖を分解して、乳酸などの有機酸(動植物がつくる酸)をつくりだす腸内菌の総称。腸内菌には体によい働きをする善玉菌と、悪い働きをする悪玉菌があり、乳酸菌は善玉菌である。牛乳、乳製品などの動物性の食品だけでなく、漬け物や味噌など植物性の食品にも存在する。
腸の働きを良くする効果だけでなく、消化管が病気になりにくくなる、がんを予防する、アレルギーを予防するなどの効果も注目されている。

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は行

ヒアルロン酸【ひあるろんさん】
結合組織の成分で、体内のほとんどの場所に存在する。優れた保水能力をもち、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水分を保有することができる。加齢に伴って、体内のヒアルロン酸は徐々に減少し、細胞の保水能力は低下してしまう。
肌の保水能力を高め、しわやたるみを改善する成分として化粧品やサプリメントに利用されるほか、関節炎を緩和させる成分として医療現場でも利用されている。
ビール酵母【びーるこうぼ】
ビールは、麦芽を煮てつくった麦汁を発酵させてつくるが、その発酵のために使われているのがビール酵母。発酵が終わった直後には麦汁の栄養をたっぷりと含んだ状態となっており、タンパク質、食物繊維、ビタミンB群、ミネラル、核酸などが豊富。
なかでも栄養素の50%を占めるタンパク質は、人体に必要な必須アミノ酸をすべて含んでいる。粉末状のものや錠剤で医薬品として販売されているものもある。
ヒスチジン血症【ひすちじんけっしょう】
ヒスチジンというアミノ酸をウロカニン酸に変えるヒスチデースという酵素が先天的に欠けているために血液中のヒスチジンの量が増えている状態で、病気ではない。健康な人にも多くみられ、日本人に比較的多いとされる。
かつては知能や言葉の発達が遅れる原因と考えられ、新生児マススクリーニングの対象疾患ともなっていたが、現在は知能の発達とは無関係なことが判明している。
ビタミンA【びたみんえー】
視覚に関係深いビタミン。皮膚や粘膜を健康に保ち、肌荒れ防止や風邪予防にも効果がある。がん予防や老化防止に効果がある抗酸化作用も注目されている。大別すると、初めからビタミンAの形になっている「レチノール」(動物性食品に含まれる)と、体内で必要な分だけがビタミンAに変わる「カロテン」(植物性食品に含まれる)の2種類。
レチノールの場合は、過剰摂取により体内に蓄積し、肝機能障害や頭痛などを引き起こす心配があるため、注意が必要。レバー・ウナギ・緑黄色野菜・バター・卵黄などに多く含まれる。
ビタミンB1【びたみんびーわん】
“疲労回復ビタミン”とも呼ばれ、糖分やでんぷんなどの糖質をエネルギーに変換するのに不可欠なビタミン。疲労や倦怠感を頻繁に感じたり、精神的に不安定でイライラしやすい場合は、疲労回復効果の高いビタミンB1の積極的な摂取が望ましい。また最近では、脳内の神経伝達物質を正常に保つ働きがあることから、アルツハイマー病への効果も報告されている。
食品では、玄米・強化米・豚肉・ゴマ・大豆・小麦胚芽などに多く含まれる。
ビタミンB2【びたみんびーつー】
たんぱく質や脂質、糖質などの代謝に関係する酵素を助けるビタミン。とくに脂肪の代謝に関わりが深いので、脂肪の摂取量が多い人ほどビタミンB2の必要量は多くなる。また皮膚や粘膜を保護し、肌・爪・髪の発育や体全体の抵抗力を強め、成長と生殖を助けるはたらきを持っているため“美容のビタミン”の別名もある。目・口・鼻・生殖器などの粘膜の健康が気になる場合、妊娠中、成長期などには積極的に摂取したい。
食品では、ウナギ・レバー・干ししいたけ・脱脂粉乳・牛乳・卵などに多く含まれる。
ビタミンB6【びたみんびーろく】
たんぱく質の代謝に不可欠なビタミン。たんぱく質の摂取量に比例してビタミンB6の必要量も増える。大脳の刺激伝達物質を生成し、脳機能を維持するはたらきも。さらに免疫力をアップさせ、アレルギーにも効果を発揮するといわれる。脂肪の代謝にも関わっているビタミンなので、肉や魚などの動物性たんぱく質や脂肪を含む食品をよく食べる人は、ビタミンB6の積極的な摂取が望ましい。
食品では、麦・とうもろこし・魚・レバー・豚肉などに多く含まれる。
ビタミンB12【びたみんびーじゅうに】
正常な赤血球の生成に不可欠なビタミン。不足すると、立ちくらみ、胃腸障害、頭痛、倦怠感などの症状が現れる「悪性貧血」を引き起こす。また神経系にも深い関わりを持っており、不足するとイライラや、憂うつ感、神経のピリピリ感をひきおこすこともある。
赤い色をしているため、別名“赤いビタミン”。食品では、レバー・牛肉・豚肉・鶏肉・牛乳・チーズ・魚介類などに多く含まれる。
ビタミンC【びたみんしー】
コラーゲンの生成・保持に不可欠なビタミン。不足すると、出血しやすくなる、ウイルスが侵入しやすくなる、肌のハリがなくなるなどの症状が現れる。抗酸化作用があり、アンチエイジングや貧血予防の効果も。
さらに、副腎皮質ホルモンの生成に関わるため、抗ストレス効果もある。なお喫煙時は、たばこ1本あたり 25mgのビタミンCを損失。喫煙者は所要量の2~3倍を目安に補給することが望ましい。
食品では、パセリ・ブロッコリー・芽キャベツ・レモン・イチゴ・キウイフルーツなどに多く含まれる。
ビタミンD【びたみんでぃー】
カルシウムやリンの吸収を助け、骨の形成に影響するビタミン。とくに乳児期や成長・発育期には不可欠な存在。不足すると、虫歯ができやすくなったり、骨が弱くなり骨折しやすくなったり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になりやすい。なお、“太陽のビタミン”の異名があるように、屋外で日光を浴びるだけでも得ることができるのが特徴。
食品ではレバー・干ししいたけ・イワシ・カツオ・煮干し・バターなどに多く含まれる。
ビタミンD過剰症【びたみんでぃーかじょうしょう】
ビタミンDが体内に過剰に蓄積された状態。ビタミンD剤を必要以上に摂取した結果起こるほか、まれにビタミンDに対する体の感受性が敏感すぎて起こることもある。顔色が青白い、食欲がない、食べ物を吐く、便秘が続くなどに始まり、体重が減り、成長期では発育が止まることもある。重症になると意識なく眠り続けたり、けいれんを起こして死亡することもある。
一般に、乳児では1日2000IU以上のビタミンD摂取は危険とされている。
ビタミンE【びたみんいー】
抗酸化作用が特に高く、“若返りのビタミン”とも呼ばれるビタミン。活性酸素を分解し、過酸化脂質の生成を防ぐ。さらに血液の循環を促し、新陳代謝を活発にさせる作用も。マーガリン・ナッツ類・植物油・魚類・青じその葉などに多く含まれ、ビタミンCとの同時摂取で相乗効果が期待できる。最近は、ビタミンE の一種である「トコトリエノール」に強力な抗酸化作用が発見され、注目を集めている。
トコトリエノールはパーム油や米ぬかなどに多く含まれるが、サプリメントでも摂取が可能。
ビタミンK【びたみんけー】
脂溶性ビタミンの一種で、血液が固まるのを促進する作用がある。また、骨の形成を助けるといわれる。
納豆や、ブロッコリー、ほうれん草などの緑黄色野菜のほか、のり、わかめなどの海藻類に多く含まれる。
血液を固まりにくくする抗凝固作用を持つ血栓症の治療薬の中には、ビタミンKの摂取によって効果に影響が出るものがあるため、このような薬を服用している場合はビタミンKの摂取に注意する必要がある。
ビタミンP【びたみんぴー】
ビタミンに近い働きをする「ビタミン様物質」の一つ。柑橘類に多く含まれるヘスペリジンや、そばなどに多く含まれるルチンなどを総称したもの。フラボノイド化合物とも呼ばれる。ビタミンCのはたらきをサポートするという点は、注目すべき特徴。壊れやすい性質を持つビタミンCを安定させ、さらにビタミンCの優れた抗酸化作用を支えるはたらきがある。
また、毛細血管を強くし、栄養や酸素が血管に出入りする機能を適度に調整するはたらきもある。高血圧予防や血中の中性脂肪を減らす作用も期待されている。
必須アミノ酸【ひっすあみのさん】
たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち、体内で合成されないものを必須アミノ酸という。イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリンと、幼児の成長に関係するヒスチジンを合わせた9種類。1種類でも含有量が少ないものがあると、他のアミノ酸をそれ以上摂っても無駄になる。
そのため必須アミノ酸構成バランスの良いものが、良質なたんぱく質であると評価される。
必須栄養素【ひっすえいようそ】
生物が健康的に成長していくうえで必要とする栄養素のうち、体の中でつくりだすことができないか、つくっても必要量が足りない栄養素のこと。18種類のビタミンとナトリウムやカリウムといった必須ミネラル、イソロイシンやロイシンといった必須アミノ酸などがある。
必須栄養素の中には、不足すると欠乏症が現れるものもある。そのため、食物やサプリメントなど、外部からバランスよく取り入れることが必要。
微量元素【びりょうげんそ】
体内に保持されている量は比較的少ないものの、生命活動に重要な役割を果たすミネラルの総称である。
味覚機能や免疫機能を維持し皮膚や髪を健康に保つ亜鉛、基礎代謝を高める役割を果たす甲状腺ホルモンに多く含まれるヨウ素、不足すると動脈硬化や糖尿病になる可能性があるクロムなど。
ファイトケミカル【ふぁいとけみかる】
植物性化学物質のこと。ファイトはギリシャ語で「植物」という意味。炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、に並ぶ第7の栄養素とされる物質。主に野菜や果物に含まれる色や香りの成分であり、注目を集めた赤ワインのアントシアニンや緑茶のカテキンといったポリフェノール類もそのひとつである。
抗酸化作用や免疫力の向上といった効果が期待されている。
ブルーベリー【ぶるーべりー】
ツツジ科の植物から採取される果実で、目の網膜に働きかけ、眼精疲労を改善するとされる。果実に含まれる天然色素成分のアントシアニンが、視力を保つのに重要なロドプシンという物質に働きかけて目の健康を保つ。
ブルーベリーには6種類あるが、生やジャムで食べる品種とサプリメントで使用される品種は異なり、サプリメントの原料となるビルベリーという品種は、含まれるアントシアニンの量も優れている。
プロポリス【ぷろぽりす】
ミツバチが樹木から集めた樹脂に、ミツバチの分泌物が混合してできた成分で、強い殺菌・消毒作用がある。プロは「前面」、ポリスは「都市」という意味で、ミツバチはこれを巣の入り口に塗って他の虫や雑菌が入らないようにすき間を埋め、巣を守ってきた。
主な成分は樹脂、ミツロウ、精油で、ほかにも脂肪酸、アミノ酸、ミネラル、ビタミンを含み、これらが作用して抗菌・抗炎症作用、酸化防止、免疫力増強などの効果が期待される。
べにふうき【べにふうき】
もともとは、日本の「べにほまれ」と中国系の「ダージリン」を交配して作られた紅茶用茶樹で、緑茶と比べてやや渋みが強いのが特徴。
カテキンの一種である「メチルカテキン」、抗アレルギー成分「ストリクチニン」を含み、花粉症などのアレルギー症状への改善効果が期待されている。
ポリフェノール【ぽりふぇのーる】
光合成によって生成される物質の一つで、植物の葉・花・茎に含まれる渋み苦み成分。ブドウの果皮やブルーベリーに含まれるアントシアニン、緑茶に含まれるカテキン、大豆に含まれるイソフラボンもポリフェノールの仲間。
体内に蓄積されたLDLコレステロールの酸化を防止し、高血圧、動脈硬化、心臓病を予防する。また、抗酸化作用、抗腫瘍作用、抗菌作用が高く、ガン抑制、糖尿病予防、虫歯予防にも効果が期待される。

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ま行

マグネシウム【まぐねしうむ】
栄養素の代謝・合成を促す数百種の酵素に対し、作用を活性化する大切なミネラル。ナッツ類・海藻・魚・豆・野菜などに多く含まれる。刺激を受けた神経を鎮めるほか、筋肉の収縮にも関わっている。カルシウムの血管壁への沈着を防ぎ、動脈硬化や高血圧などを予防するなど、カルシウムとは密接な関係。成人1日当たりの摂取量の目安は300mgで、カルシウム:マグネシウム=1:1~2:1が理想的。
日常の食生活でカルシウムを多く摂る人は、その分マグネシウムも意識的に摂取することが望ましい。
マルチビタミン【まるちびたみん】
各種のビタミンを組み合わせたサプリメントの呼び方。ビタミンB群同士、あるいはビタミンCとビタミンEなど、ビタミンの中には、単独で摂取するよりも組み合わせた方がより高い効果を発揮するものが少なくない。
また、ダイエットや偏った食生活によって全般的なビタミン不足になっている人などは、各種ビタミンをバランスよくかつ効率的に摂れる、マルチビタミンの摂取が望まれる。
マルチミネラル【まるちみねらる】
各種ミネラルをバランスよく含んだサプリメント。ダイエットや偏食などによってミネラル全般が不足している場合に最適。ただしミネラルは、ビタミンと同じように相互に影響しあっているため、理想的なバランスで摂取することが大切。
特にミネラルは過剰症が現れやすいため、別のミネラルをマルチミネラルに加えて単体で摂取する場合は、許容上限摂取量を上回ってしまうことのないような注意が必要。
マルトース【まるとーす】
2個のブドウ糖が結びついてできている二糖類の一種で、麦芽糖(ばくがとう)とも呼ばれる成分。甘みがあり水に溶けやすく、水あめなどに多く含まれている。体のエネルギー源となる重要なはたらきをしており、口から食事が取れない人が栄養を補給するための点滴注射の薬としても使われている。
ただし、摂取しすぎると余分なエネルギーを体内に蓄えることになり、それが中性脂肪へ変わって肥満の原因になるので注意が必要
マンガン【まんがん】
ミネラル成分のひとつ。骨の形成を促したり、たんぱく質や脂質の代謝を促すといった働きがある。また、抗酸化作用を助ける働きもする。もともとは土壌に含まれている成分で、それを吸収した植物から摂取することができる。そのため、土壌に含まれたマンガン量によって、植物が含むマンガン量も決まってくる。
乾燥きくらげ、しょうが、アーモンド、納豆などの食品に多く含まれている。
ムチン【むちん】
オクラ、レンコン、モロヘイヤなどの食品に含まれている成分のひとつ。ネバネバとした独特な食感の元となるだけでなく、胃の内側の粘膜を守って消化を助けてくれるはたらきがある。
その他、肝臓や腎臓のはたらきをサポートしたり、細胞を活性化させて老化をふせいでくれる。熱に弱い成分のため生のまま食べるか、加熱しすぎないほうがよいといわれている。
モリブデン【もりぶでん】
ミネラル成分のひとつ。おもに腎臓や肝臓に存在している。尿酸の代謝を助けたり、貧血を予防するなどの働きがある。豆腐、納豆、玄米、白米、レバーなどに多く含まれている。
通常の食生活で欠乏することは、あまりないといわれている。しかし、不足すると尿酸値を高めるため、痛風にかかりやすく、他にも貧血、疲労、成長不良などを引き起こすと考えられている。

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や行

や行用語インデックス

 
有機JASマーク【ゆうきじゃすまーく】
厳しい基準をクリアして生産された、有機食品の証となるマーク。まず事業者が、JAS法という法律に従って生産しているかどうかの検査を受ける。合格すると、このマークを食品に貼ることができる。そのため、食品の品質を知る、ひとつの目安になる。
有機JASマークがない農産物と農産物加工食品に、「有機」「オーガニック」などの名称を表示したり、これと紛らわしい表示をすることは、法律によって禁止されている。
葉酸【ようさん】
ビタミンB群の一つ。遺伝子の合成や細胞分裂に不可欠で、妊娠中の女性は特に積極的な摂取が必要。厚生労働省でも、妊娠を希望するすべての女性に対し、1 日0.4mgの葉酸の摂取を勧めている。一方、赤血球を作って悪性貧血を予防したり、口内粘膜を強化して口内炎などを予防する作用も。がん予防に役立つともいわれる。
さらに、血液中に蓄積するホモシステインの濃度を下げ、心臓病や脳卒中のリスクを軽減させるという報告もある。食品では緑黄色野菜・レバー・卵黄・胚芽・牛乳などに多く含まれる。
ヨウ素【ようそ】
体内で甲状腺ホルモンを合成するときに重要な成分。別名ヨードともいう。不足すると、甲状腺のはたらきを障害して、発育や成長に異常をおこす。反対に過剰に摂取しすぎても、甲状腺に負担をかけてしまい、体重減少や脈が速いなどの症状が出現することがある。
食品では海藻類や魚介類などに豊富に含まれる。日本人は食習慣上、不足することは少なく、過剰に摂取しても影響がでにくいと考えられている。

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ら行

ら行用語インデックス

 
ラクチュロース【らくちゅろーす】
腸内のビフィズス菌を増やして、お腹の調子を整えるオリゴ糖のひとつ。加熱処理した牛乳、乳製品の中に多い。腸内の水分量を増やして便を軟らかくするため、便秘の予防と治療に効果がある。ビフィズス菌がラクチュロースを利用して増える時に作る有機酸(動植物がつくる酸)は、大腸でミネラルの吸収を促す。
また、肝臓の機能が悪くなり血液中のアンモニア濃度が高くなっておこる高アンモニア血症の治療薬としても使用されている。
リコピン【りこぴん】
カロテノイドという色素のグループに属する赤い色素。老化を促進するといわれる活性酸素のはたらきをおさえる抗酸化作用が強い。
野菜ではトマト、果物ではピンクグレープフルーツ、アンズ、スイカなどに多く含まれる。
リモネン【りもねん】
レモンやオレンジなど、かんきつ類の皮に含まれていて、特有の香りを構成する成分。第7の栄養素として知られるフィトケミカル成分のひとつ。体内の代謝、消化などの活動を活発にする神経を刺激して、体脂肪を燃えやすくしたり血行を促す。
そのためダイエットに効果的で、入浴剤やエッセンシャルオイルに配合されて用いられている。また、発泡スチロールを溶かす成分としても知られている。
リン【りん】
体内に存在するリンの80%は骨と歯に存在する。リンとカルシウムの摂取比率が、小腸でのカルシウム吸収効率に影響する。カルシウム:リン=1:1~2:1が適当とされる。
リンの摂取が多すぎると尿にカルシウムが放出する。どちらかといえば日本人はカルシウム不足傾向であり、バランスが崩れ易い。リンは加工食品に多く含まれるため、外食やインスタント食品などの利用が多い人ひとは、摂り過ぎに注意が必要。
ルテイン【るていん】
天然に存在する色素であるカルテノイドの一種で、強い抗酸化作用をもつ黄色い成分。人の目の網膜(もうまく)や乳房、子宮頚部などにも多く存在していて、これらが正常に働けるようにする役割をもつ。
ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれていて、食品から摂取することで、白内障や乳がん、動脈硬化の予防、視力回復、肌の老化防止などにつながるといわれている。
霊芝【れいし】
北半球の温暖な地域で育つキノコ類のひとつ。一般的にはサルノコシカケの一種であるマンネンタケを指す。中国では古くから漢方薬の素材として用いられてきた。食用とされることはなく、サプリメントなどとして利用される。
レシチン【れしちん】
人体の細胞膜を構成している成分のひとつ。細胞膜は、血液中の栄養分と酸素を細胞の中に取り入れ、不要な老廃物を細胞の外へ排泄している。このはたらきによって脳や神経の新陳代謝を促すため、若さを保ち老化やボケ防止に効果があるとされる。
また血液中のコレステロールも調整して、動脈硬化をふせいでくれるはたらきもある。レシチンは、卵黄、豆腐や納豆などの大豆加工食品に多く含まれている。
ロハス【ろはす】
Lifestyles Of Health And Sustainabilityの略語。「環境保護と健康な生活を最優先に考えて、人と地球が共栄共存し続けるためのライフスタイルと、それを望む人たち」を総称したもの。1990年代後半に提唱され広がった。日本では、環境保護と健康な生活に関連した商品やサービスなどのビジネスを総称している。
有機野菜や化学添加物の少ない食品を取り入れる、サプリメントを取り入れるといったライフスタイルもロハスである。

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A~N

α-リノレン酸【あるふぁりのれんさん】
多価不飽和脂肪酸の一つ。人間の体内で合成・蓄積ができない必須脂肪酸でもある。リノレン酸の作用を抑制するほか、体内でEPA、DHAを合成する。
また、ガン細胞を変化させ、増殖を抑えるため、特に大腸ガン、乳ガン、肺ガンの抑制作用が認められている。血流に対しては、血圧を下げ、血栓を解消する。シソ油、えごま油、あまに油などに多く含まれる。
α-リポ酸【あるふぁ-りぽさん】
エネルギーを作り出す際に必要となる物質で、抗酸化作用をもつ。体内で合成されるが、激しい運動による肉体疲労によってリポ酸が必要となったときなどに投与する医薬品や、サプリメントなどに使用されている。
βカロテン【べーたかろてん】
緑黄色野菜や果物に含まれる黄色やオレンジ色の色素。腸で吸収されビタミンAに変わることから、「プロビタミンA」とも呼ばれる。カロテンには、体の各器官が酸化するのを防ぐ抗酸化作用があり、がんや心臓病の予防、コレステロール値の低減などへの効果が注目されている。またカロテンにはα、β、γなどがあり、最も効力が高いのがβカロテン。
脂溶性のビタミンAは、摂り過ぎると体に蓄積して過剰症となるが、体内で必要な分だけがビタミンAに変化するカロテンなら、過剰摂取のリスクが避けられる。
CPP【しーぴーぴー】
カゼインホスホペプチド(Casein Phosphopeptide)の略で、牛乳の主要たんぱく質であるカゼインが酵素分解されてできる成分。カルシウムが腸内でリン酸と結合するのを防ぎ、体内でのカルシウムの吸収性を高めるはたらきがあるため、健康な骨づくりという観点から注目されている。最近では健康食品やデザートなどにも応用されている。
DHA(ドコサヘキサエン酸)【でぃーえいちえー(どこさへいきさえんさん)】
不飽和脂肪酸の一種で、魚(とくにイワシやサバなどの青魚)の油に多く含まれている。EPA(エイコサペンタエン酸)と同じく、中性脂肪を低下させたり、血小板凝集の抑制効果(血栓症の予防効果)がある。
さらに、記憶学習能力を向上させる働きがあるほか、視力の向上、抗炎症作用、血しょう中のコレステロール低下なども生理作用として挙げられている。
EPA(エイコサペンタエン酸)【いーぴーえー(えいこさんぺんたえんさん)】
不飽和脂肪酸の一種で、魚(とくにイワシやサバなどの青魚)の油に多く含まれている。DHAと同じく、中性脂肪の低下や、血小板凝集の抑制に効果があるとして注目されている。
またこのほか、血液粘度を低下させる、HDL(善玉)コレステロールを増加させる作用もあると考えられている。
GABA【ぎゃば】
アミノ酸の一種で、人をはじめ哺乳動物の脳や脊髄に多く存在している成分。正式名称はγ(ガンマ)-アミノ酪酸という。トマトや発芽玄米などの食品に多く含まれている。摂取すると、神経の興奮した状態やイライラを抑えてリラックス効果を得ることができる。
他にも腎臓や肝臓のはたらきを助けて血圧の上昇を防いだり、血液中の中性脂肪を低くするなどの効果があるといわれている。

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数字(1~)

数字(1~)用語インデックス

 
3価クロム【さんかくろむ】
糖や脂質の代謝に関わる、人間にとってなくてはならないミネラル成分のひとつ。すい臓で分泌されるインスリンのはたらきを助けて糖尿病を予防したり、体内に脂肪が蓄積するのを防ぎ、さらに分解を促したりする。不足すると、これらのはたらきに異常が起こり、糖尿病や疲れやすい、痩せるといった影響がでることがある。ビール酵母、レバー、エビ、豆類、キノコ類などに含まれている。

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